出産後の体がどうなるか?を妊娠中に知っておこう

 

初めて妊娠すると、赤ちゃんの誕生が楽しみなことはもちろんですが、一方で、産後のこと、今後の生活のこと、仕事のことなど、一気に心配ごとも訪れます。

 

とくに出産後の自分のことで気がかりなのは、どんどん増える体重と大きくなったお腹や崩れていく体型が、産んだ後にちゃんと元の姿に戻るのか?ということではないでしょうか。


出産してからは、24時間営業の育児がスタートし、一息つく暇もないほどの慌ただしい生活になります。出産後の生活をイメージしながら、産後の体のことも学んでおきましょう。 


出産後にキレイになれるのは何故?

出産後は、実はキレイになれるチャンスなのです。体重も増えるし、体型も変わっちゃう、なのになぜ「キレイになれるチャンスなの~?」と疑問に感じる方が多いはず。  

 

出産後は、体重や体型、さまざまな体のマイナートラブルで悩んでいる方が多いのが事実ですが、妊娠中からきちんと産後の体の使い方を知っておけば、妊娠前の自身の体より、キレイな体を手に入れることが可能です。


妊娠中の分泌される主な女性ホルモンには大きく下記があげられます。

 ●エストロゲン
 赤ちゃんを育てる子宮や、おっぱいを大きくするためのホルモン

 ●プロゲステロン

 妊娠を持続させるためのホルモン

 ●プロラクチン

 母乳を生産するホルモン、または母性を目覚めさせるホルモン

 ●オキシトシン

 子宮を収縮させたり、母乳を運ぶホルモン

 ●リラキシン

 お産にむけて、関節を緩めるホルモン

 

女性ホルモンは、母になるためにとても必要不可欠なホルモンです。

赤ちゃんが泣いたら、なぜかおっぱいが張ってきたり、夜中の赤ちゃんの泣き声に敏感になったり。

これらの変化は、女性ホルモンの分泌によって起こる変化なのです。

妊娠、出産という大仕事をこなす女性の体はとーっても神秘的ですよね。


特に、一番最後に記したリラキシンというホルモンは、月経前や、妊娠3ヶ月~産後2~3日に分泌されます。このリラキシンは、関節を緩めるホルモンです。

リラキシンのおかげで、骨盤を型どっている骨どうしを結ぶ結合組織(主に、靭帯ですね)が柔らか~~くなって、骨盤(関節)が緩むのです。※出産直後に骨盤がグラグラするのを感じられる方も多くいらっしゃいますが、それはこのせいです。


この、関節が緩んでいる時期は「骨盤の歪み」や「骨格を整える」のに一番効果的な時なのです。ゆえに、女性が劇的にキレイになれるチャンスは「the 出産後」なのです。

 

産後の体回復スケジュール はこちら


出産後に気を付けておきたいのは「座り方」

関節が緩んでいる出産後に、悪姿勢をとっていると逆効果につながる恐れもあります。

とくに出産後は、筋肉が使えず筋力も低下しています。今まで「美しい姿勢が自慢!」といった方々でも、筋力が低下するため「猫背姿勢」や「悪い座り姿勢」になりやすく、左右非対称な姿勢を取りがちです。

横座り(お姉さん座り)、ペタンコ座り(トンビ座り)といった左右非対称な座り方を日常的にしてしまうと、柔らかい靭帯が通常の固さに戻ってしまう過程で、歪んだ骨盤をを形状記憶してしまいます。

 

歪んだ骨盤は、背骨を歪ませ、さらに筋肉も左右非対称になりバランスが悪くになります。出産後に、腰痛や肩こりといった様々なマイナートラブルを引き起こしてしまうのも、この産後の座り方(姿勢)が関与しているケースがとても多いのです。

「産後半年以内に体重を(体型)戻さないと戻らなくなる!」


こんな言葉聞いたことありませんか?これは、靭帯がしっかり固まるのがだいたい「産後半年」と言われているので、それまでの間が「体型をキレイに戻すチャンス期間」ということです。



筋力回復と骨盤を歪ませない座り方とは?

産後の腹筋力回復と骨盤を左右対称にキープさせるには、「あぐら」座りがおススメ。 妊娠中、股関節を柔らかくする為にも「あぐら座り」を練習しましょう。 


両膝をしっかりと外側に向けて、横から見ても背中のラインをまっすぐにします。

○良いあぐら姿勢(正面)
○良いあぐら姿勢(正面)
○良いあぐら姿勢(横)
○良いあぐら姿勢(横)

◆妊娠中

股関節を柔らかくし、大きくなったお腹を圧迫せず、筋肉が子宮を支える姿勢です

 

◆出産後
何度もある授乳やおむつ替えのときに意識することで骨格を整え、腹筋を回復させる姿勢です。

 


骨盤を後ろへ倒して背中を丸めたり、腰を反らして前に倒れるような姿勢にならないように気を付けましょう。


産後の体回復スケジュール はこちら

×背中が丸くならないように
×背中が丸くならないように
×背中が反らないように
×背中が反らないように